こんにちはマサです。
株って色々な会社があって、株価も会社によって違いますよね。
株を買うなら安く買った方がお得ですよね。
でも、その株価が会社の価値と比べて高いか安いかって株価を見ただけでは判断できないです。
今回は株価が割安か割高かを判断する為に用いる指標の一つであるPER(ピーイーアール)を紹介します。
PER(株価収益率←名前は難しいので覚えなくていいです)
PERが低いほど割安です
PERとは簡単にいうと「利益に対し株価が何倍か」という事です。
「投資した金額を回収するのに何年かかるか」とみることもできます。
例えばPER10倍だと投資した金額を回収するまでに10年かかるということです。
低ければ低いほど早く投資資金を回収できることになります。
計算式と簡単な例を挙げてみます
※1株当たり純利益＝純利益÷発行済株式数
例：株価1,000円÷1株当たり純利益100円＝PER10倍
↑解説：株価が1,000円の会社で1株当たり純利益が100円だった場合のPERは10倍。
では、上記の例の会社の株価が上がって3,000円になった場合はどうでしょうか。
株価3,000円÷1株当たり純利益100円＝PER30倍
となります。
株価が上がれば、PERも上がることがわかります。
一般的な認識(あくまで一般的です)
・PER10倍以下→安いなあ
・PER15倍前後→妥当だなあ
・PER30倍以上→高いよ
◎業種によってPERの水準が違う
PERは期待値でもあるとも考えられます。業種によって将来の期待があります。
例えば、ITや製薬などはPERが平均的に高く、銀行や建設などはPERが平均的に低いです。
なので欲しい銘柄があったら、同じ業種内でPERを比較するといいと思います。
PERが低いのにはそれなりの理由がある
PERが低いほど、割安であるということを説明しました。
でもPERが低いからいいでもないのです。
PERが低いのにはそれなりの理由があるのです。
①知名度が低い
業績がそれなりに良く経営もしっかりしていたとしても、知名度が低かったら買う人も少ないですよね。知名度が低く株価も割安のままの状態の会社が世の中には多数あるのです。
もし将来その会社の知名度が上がってきたら・・・。
②将来の成長が見込めない
業種によっては、時代の流れ移り変わりなどで、需要がなくなってしまうものってありますよね。
例えば、「どこでもドア」が開発されたら、車や電車など交通手段は需要がすごい低くなることが予想されます。
いくら今利益が出ていたとしても、将来は稼げなくなります。
③相場・世界経済が良くない
例えば、決算発表でA社がとんでもない悪い決算だった場合、A社の株価は急落しますね。
しかし、関係のない同じ業種のB社の株価も下がることがあります。
また、「米中摩擦により関税を互いに引き上げました」なんて悪いニュースが出たりすると、相場全体が下がったりします。
いくらPERが低いからといっても②の場合はあまりいい投資とは言えないのです。
①③の場合は上昇する可能性があります。
PERは低いと割安ですが、低い理由があります。低い理由も考えながら投資を行えば、成功する可能性も上がります。
まとめ
・PERが低いほど割安、高いほど割高である。
・株を買うなら安いほうがいいが、PERが低いのには理由があるので、
「割安だから買うの」ではなくしっかりと理由も見極める事が大事。
僕も以前あまり認知がされていない銘柄に投資していて、決算発表で
好決算だったことがきっかけで、知名度が上がり株価２倍以上になった経験があります。
もちろん世の中の投資家の方では株価5倍10倍以上という方もいます。
このように大化けの可能性がある割安株というのは非常に魅力的です。
こういう割安銘柄を探すときは宝探しをしているような気持ちになれて、ワクワクします。
それで見事上昇したときは何かの試験に合格したような嬉しい気持ちになるのです。
そんな気持ちを多くの人に味わっていただきたいのです。笑
以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。
割安を示す指標はPERの他にもPBRなどもありますが、以下をご参照下さい。
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