株入門

割安株かどうか2【PBRを見よう】底値圏かどうか

投稿日:2019年11月11日 更新日:

こんにちはマサです。

株が割安かどうか判断する基準としてPERを以前紹介しました。
この記事ではもう一つの割安の判断基準となるPBR(ピービーアール)を紹介します。
PBR(株価純資産倍率)は割安度を資産から判断します。

PBRも低いと割安(底値圏)で、その基準は1倍以下

PBRは簡単にいうと「株価が1株当たりの純資産の何倍か」ということです。
実際の純資産の何倍の評価をされているか」とみることもできます。

また、仮に会社が解散したとして、残った資産を株主で分け合うのですが、その取り分ということです。
例えば、PBRが1倍なら株価と同価の資産を受け取ることができます。

株価÷1株当たり純資産=PBR
※1株当たり純資産=純資産÷発行済株式数
株価1,000円÷1株当たり純資産500円=PBR2倍
↑解説:1株純資産が500円の会社が,株価1,000円の時,PBRは2倍。この場合、実際の2倍の評価をされている

これも低いと割安で、一般的には、1倍割れが底値圏の基準となります
PBRが低くなるパターン、①株価が下がる純資産が増える③両方

PBRは、一般的には1倍割れだと底値圏と言われいますが、業種によっても違うので、同業他社と比較しながらみていくのがいいと思います。

ただ、安くなっているのには、それなりの理由がありますので注意が必要です。
PBRが低いから「買い」というのは早計かもしれないです。

赤字や業績悪化により低PBRになっている場合には、今後業績が回復する見込みがあるのか、きちんと分析した上での投資を行うのがいいです。
そのまま株価が上昇しないばかりか下落し続けて資金を溶かしかねないのです。

注意点まとめ

 

割安株というのは魅力的ですが、安いのには理由があるのです。
その理由を分析して、判断をしましょう。
また永遠の割安株という銘柄も存在します。
低PBRだからと言って今後上昇していくとも限りません。

以上がPBRですが、割安度を利益から判断するPERというのもあります。
下記にリンクを貼りますので、合わせて参照してみてください。



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