こんにちはマサです。
友人に株式投資をやっていることを話すと、こんなリアクションがあります。
・株は、ギャンブルでしょ?
・失敗したら破産する?
そんなことはありません、金融教育がきちんとされていない日本人の偏見です。
ただし、1発大儲けをしてやろうと、ギャンブルとして取引している人も中にはいますが・・・。
上記を説明します。
そもそも株とは
①会社からみると資金集め
②投資家にとっては、株主としてその会社のオーナーになること。
会社は事業を行うためにはお金が必要です。設備や人件費など・・・。
なのでお金を集める手段として、お金を持っている投資家にお金を出してもらいます。
そのお金を出してくれた代わりに会社が、株主に渡すのが株式です。
株式を持っていると、会社が利益を出した時には利益の一部を配当金・株主優待として還元してくれます。
さらに、会社の方針や大事なことを決める株主総会の議決権もある場合があります。
だからお金を出した投資家にもメリットはありますね。
オーナーになる。これが株式投資の本質なんです。
株はギャンブルなのか?
取引のやり方によっては、ギャンブルにもなります。
投機
市場に上場している株は自由に売買することができます。
その中で値段が変動していきます。
短い期間で値段が変動する中、売買を繰り返して利益や損失を出していくのはギャンブルです。このような人は会社の業績や、何をやっている会社なのか関係ありません。値段の動きだけを見て取引しています。場合によっては会社名もよくわからず、取引していることもあります笑
投資
本質としては会社のオーナーになることですので、長い期間保有することです。→この場合はギャンブルでなく投資です。
破産したって話聞くけど
普通は破産はしません。
現物取引だと、最悪株価0でもお金を出した額以上に損することはありません。
→株主有限責任の原則(会社法)
ただし、信用取引といって証券会社からお金を借りて取引をして失敗すれば破産の恐れがります。
要するに身の丈以上の取引です。
逆に利益がでれば大儲けです。成功すれば手っ取り早く膨大な資産を築くことができますが、株は9割の個人投資家が損すると言われています・・・。
まさにハイリスクハイリターンです。
何があるかわからないので、僕は信用取引には絶対手を出しません。
儲かるの?
安く買って高く売れば、その価格差で儲かりますよ。当たり前ですよね笑
なので「いつ買うのか」のタイミングが最重要です。
そして売るタイミングも大事です。売らないで持っていたら、含み損になってしまったというのはよくあります。
この売買のタイミングが上手だと儲けることができます。
ノウハウを勉強して、実際に取引の実績を積めばある程度上手になります。
なぜ株価は変動するのか
最後に株価がなぜ変動するのかです。
結論から言うとその時の需給で決まります。
わかりやすく説明すると
Aさんが少し喉が渇いて水でも飲もうかなって思った時
500mlの水を「500円で買わないか?」とBさんに言われた。
Aさんは高いと感じて買わなかった。
そこでBさんが「じゃあ100円で売るよ」と言ってきた。
Aさんは妥当かなと感じて水を買った。
今500mlの水に100円の値段がつきました。
しかし翌日天変地異が起こり、今いるところが砂漠になってしまって、飲み物がほとんどなくなってしまった。
喉が渇いて死んでしまいそうなAさんは500mlの水を「1,000円で売ってくれ」とBさんにお願いしたが、売ってくれなかった。
Bさんは「10,000円なら売ってもいいよ」といってきた。
Aさんはどうしても水が欲しかったので、10,000円で購入した。
今500mlの水が10,000円の値段がつき価格が上昇しました。
天変地異は好決算だったり、経済状況だったりだと思ってください。
このように買いたい人と売りたい人の需給で価格が決まります。
株価はある程度は予想することができますが、プロである有名なアナリストでさえ予想を外しています。完璧に予想することは誰にもできないのが株が難しいと言われている所以です。